国家総合職試験〜科目4:情報基礎
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科目4:情報基礎

過去の出題項目

過去の出題項目

複数項目にわたるものもありますが,特に冒頭でテーマが示されている場合には,それに基づいて分類しています。 H.22までとH.23からで分類を少し変更しています。

出題傾向

情報基礎,と名前が付いているものの,実質は数学の出題が主となっています。 科目設定当初は,抽象的な線形代数の問題や情報理論の問題が多かったのですが, 難易度が高すぎたせいか,最近は具体的な確率の問題,整数問題が増加しています。 難易度は,当初に比べると全体的に易しくなっています。 特にここ最近は,特別な知識の不要な問題が見られます。

出題のうち,確率・統計は,出題の幅が大きく,傾向が変動していますが, いずれにしても1,2問程度出題があると考えられます。 その他は,整数,情報理論,グラフ理論,ORなどから1問ずつ,というのが最近の傾向です。

また,数年前までは積分を使った各種の変換が出題されていましたが,これもここ2年見られません。

論理,確率を除いては,試験委員の癖が大きく,あまり傾向が持続安定しないのが特徴かもしれません。

勉強の指針

実質的には,工学の基礎の数学の追加問題+情報関連の基本計算問題という色合いが大きいと思います。 ですので,数学が多少得意でしたら,あまり勉強せずに1,2問狙うことは可能だと思います。

また,情報系の知識もあまり高度な問題が出題されていませんので,国家一般職の基本的な知識に, 数学の力があればかなりの点数が期待できると思います。

ただし,傾向が一定していませんので,過去問の研究は,他の科目に比べると少し効果が薄いかもしれません。 それでも,グラフ理論,論理などでは過去問の研究の効果があると思います。 また,これらの科目は情報系,電子工学と同内容だったりしますので, これらの科目を選択する予定の人は,情報基礎を視野に入れてもいいでしょう。